トリマーのお仕事の魅力は?就職先はどんなところがあるの?

トリマーって、どんな仕事をしているの?

ペットショップや動物病院で働くトリマーの仕事内容は、シャンプーや毛のカットなどはよく知られていますが、犬のさまざまな身体のケアを行なっています。
こちらでは、トリマーが毎日どのような仕事をしているのかをお話しします。

 

 

⚫︎犬のトリミングの作業を始める前に

 

①犬の最近の様子を確認
飼い主さんと犬が来たら、犬の最近の様子や、今日の様子の確認をします。吐いたり下痢をしていないか、痒がっているところはないか、元気と食欲があるかも確認します。
もし、少しでも変わったことがあれば、トリミングを延期することもあります。トリミングも、体にストレスがかかるので、症状が悪化してしまうこともあるからです。
②トリミングのオーダーの確認をします
今日のトリミングのオーダーを、飼い主さんに詳しく聞き確認します。前回と同じ感じにカットするのか、前回の仕上がりで気に入らなかった部分はあったかや、ヒゲやまつげはカットするのか、顔やしっぽ、身体の毛の長さなどを細かく聞いて確認します。
飼い主さんの希望通りに仕上がるように、オーダーはできるだけ細かく聞きます。人間の美容室のように、犬のカットのカタログや雑誌の切り抜きを持って来てもらうこともあります。
③犬の身体の状態をチェック
作業に入る前に必ず、今日行なうトリマーが犬のトリミング前の状態をチェックして把握します。きちんと立つことができるかどうか、耳は汚れていたり嫌な臭いがしないか、皮膚やパットに傷がないかも確認します。
トリミングによって具合が悪くなってしまったのか、トリミングによって出来た傷なのか、後でわからなくなっては困るので、しっかりと確認します。

 

 

⚫︎いよいよトリミングの作業に入ります

 

 

①爪切り
切り口の角をとったり、やすりをかけていきます。爪切りを嫌がる犬も多いので、暴れられてしまうと、爪切りは意外に大変です。
②足裏の毛のカット
バリカンで、パットの間から生えている毛を短く切ります。パットに刃があたってしまうと、皮膚が切れて出血してしまうこともあります。
足裏の毛が伸びていると、フローリングで滑って転んでしまうこともありますし、散歩での汚れを落とすのが大変です。
③耳掃除
耳の中をイヤークリーナーで綺麗に掃除します。耳毛が生えている犬は、耳毛もきれいに抜きます。

④ブラッシング
ブラシやコームを使って、汚れやフケを落としていき、毛玉や毛もつれをほどきます。ブラシでとれないような毛玉はハサミで切ることもあります。
ブラシのピンで、目や皮膚などを傷つけないように気を付けながら行います。

⑤肛門腺絞り
肛門腺に分泌物がたまっているので、シャンプー前に絞ります。

⑥シャンプー
目や鼻に水やシャンプーの液が入らないように、洗います。アレルギー性皮膚炎の犬は指定のシャンプーで洗うので、種類を間違えないように気をつけます。

⑦ドライング
ブラシで水分を飛ばしながら、ドライヤーを当てて乾かします。目に直接温風を当てると火傷をしてしまうので、気をつけて行います。
巻き毛の場合、毛をまっすぐ伸ばしながら乾かします。
ふわふわにまっすぐ伸ばして乾かすのは難しく、経験と技術が必要になります。

⑧全身の毛のカット
オーダー通りに仕上がるように、カットしていきます。じっとしていてくれない犬も多く、ハサミを使うこの作業には、かなりの神経を使います。
特に嫌がる犬の顔のカットは、ハサミに咬みついたり、舌を出したりと、危険な作業になります。

⑨最終チェック
全体を遠くから見て、仕上がりの最終チェックを行います。左右対称か、はみ出ている毛はなトリマーは、毎日大好きな犬と関われて、体を綺麗にして可愛くしてあげたり、とても魅力的な仕事ですよね。
こちらでは、トリマーの魅力や、トリマーはどんなところに就職できるのかなどを、お話ししたいと思います。

 

◎トリマーの魅力はどんなものがあるの?

 

①大好きな犬と関わることが仕事

トリマーの仕事は、毎日何頭もの犬を洗ったり、カットしたりします。動物好きな方にとっては、好きなことを仕事に出来る素晴らしい職業だと思いませんか?
トリミングのカルテを記入したり、器具の消毒をしたり、トリミング室の掃除をすること以外は、犬と触れ合うことが仕事なのです。
犬に話しかけたり、撫でたりすることによって、トリマーである自分自身も癒されることが出来るのです。
②自分の犬のトリミングをいつでもしてあげられる
自分が犬を飼っているのであれば、トリマーになると、お金を払わずに自分の犬のシャンプーやカットをしてあげられます。
自分の飼い主に自宅でトリミングしてもらえるので、犬にとってストレスがかかりませんし、犬が高齢になった時にも負担がかかりません。
③綺麗に仕上げることができたら喜んでもらえる
飼い主さんのオーダー通りにカット出来たら、お迎えの時に、とても喜んでもらえます。
自分のトリミングの技術が上がって行くと、先輩にも褒められることがあります。
それもとても嬉しいことです。

 

 

◎トリマーの就職先は、どんなところがあるの?

 

①ペットショップでトリマー
ペットショップには、子犬や子猫の生体販売や、ペット用品の販売とともに、トリミングの施設がお店の中にあるところが多いですよね。

ペットショップで、トリマーをしていると、お客さんの犬のトリミングもしますが、ペットショップで販売されている仔犬のトリミングもしなければいけません。
小さな子犬や子猫のトリミングは、売られている犬やねこちゃんを綺麗に見えるようにいつも清潔に保ってあげなければいけません。
②動物病院でトリマー
動物病院にトリミングの施設がある病院もあります。動物病院でトリマーとして働くことになると、動物病院の診察の方の仕事をすることもあります。
予防接種や検査、受付や電話などの仕事もするので、いろいろな勉強が必要になってきます。

 

動物病院でトリミングにくる犬は、
心臓が悪かったり、ひどい皮膚炎の犬の薬浴などをすることもあります。
高齢の犬や、心臓の悪い犬は、いつも以上に注意が必要です。
動物病院でのトリミングは、ケガをさせてしまったり、台から落ちてしまった時に、すぐに獣医師に診察してもらえるという、メリットもあります。
③トリミングサロンのトリマー
トリミングサロンは、ほぼトリミングが中心になります。
サロンによって、いろいろなサービスを行っているところもあり、送迎をしたり、ペットホテルを受けているサロンもあります。
シャンプーやカットだけではなく、犬のアロママッサージ、泥パックなど、通常のトリミング以外の技術を必要とされることもあります。

 

◎トリマーには、どんなやりがいがあるの?

 
①トリミングを指名で予約してもらえる
飼い主さんに、カットを気に入ってもらえたら、指名してもらえます。
あなたじゃないとダメと言われた時は、一番にやりがいを感じます。
②犬の身体の異常や、いつもと違うところを気付ける
犬のトリミングをする前に、体のチェックをしますが、その時に、犬の変化に気がつくこともあります。
最近毛が薄くなってきた、耳がいつもより汚い、なにかできものが出来ている、などです。
飼い主さんが気付かないような変化も気付けると、飼い主さんに感謝してもらえます。
毎月のように、同じ犬に触れているので、いつもと違う変化にも気付いてあげることができるのです。

③上達していけば、自分で開業することもできる
トリマーは、ペットショップやトリミングサロンで、経験を積み、1人でなんでも出来るようになれば、お店を開業することも出来ます。
将来自分のお店をもちたいという夢のあるトリマーも、たくさんいるのではないでしょうか。

トリマーは、犬が好きでトリミングも好きだという人が、大好きなことを仕事にできるのです。トリミングをすることで、飼い主さんに喜んでもらえるし、好きなことをしてお給料がもらえるのです。トリマーは、とても魅力的な職業ではないでしょうか。

 

 

⚫︎飼い主さんのお迎え

 

飼い主さんが迎えに来て、犬をお返しします。飼い主に可愛いと喜んでもらえるとやりがいを感じます。

犬が帰ったら、器具の消毒や部屋の掃除、カルテの記入などを行います。

 

トリマーの仕事は、犬を綺麗に仕上げるセンスや技術もとても重要ですが、飼い主さんとのコミュニケーション能力も必要です。
飼い主さんは、大切な犬を預けるので、信頼できるトリマーに預けたいのです。
他には、犬をきちんとおさえる保定の技術も大切です。
特に、爪切りや身体や顔のカットなど、危ない器具を持っている時の保定は注意が必要になります。

トリマーって、どんな仕事をしているの?