ダックスフントのサマーカットの仕方とは?何ミリ切るべき?

ダックスフントのサマーカットの仕方とは?何ミリ切るべき?

暑い日に全身毛で覆われたダックスフントを見て、少しでも涼しくしてあげたい、と考える飼い主さんは少なくないと思います。本来はトリミングをする犬種ではありませんが、ダックスフントのサマーカットの仕方と何ミリ切るべきかについてご紹介します。

ダックスフントのサマーカットの仕方とは?バリカンで切るの?

自宅でダックスフントをサマーカットにするには、毛を刈るためのバリカンと毛の流れを整えるコーム、カットを行うためのテーブルを用意します。

床や低い椅子に乗せて作業すると、多くの子は嫌がり逃げてしまいます。人の目線に近くなるだけでなく、普段乗らない高いテーブルに上がることで犬は緊張で固まるので作業しやすくなります。

初めてダックスフントにバリカンを使用する場合、バリカンを怖いものと印象付けないように気をつける必要があります。

多くの子はバリカンの音に驚くので、まずは少し離れた場所でバリカンの音を聞かせます。慣れてきたら、バリカンのスイッチを切った状態でダックスフントの身体に当ててみましょう。

そして、電源を入れてバリカンをかけていきます。バリカン作業を怖がっている様子が見られるようであれば、顔から遠い腰やお尻の辺りから作業を始めましょう。

バリカンは、毛の流れに沿ってコームをかける要領でかけていきます。毛の流れと違う方向にかけてしまうと、身体に線がつくような跡が残ってしまいます。

皮膚がたるんでいる首周りなどは、バリカンを持たない方の手で皮膚を伸ばしシワを無くすようにしながらかけましょう。

肛門周りや足の裏、腹部など特に短くしたい所は、毛の流れに逆らうようにしてバリカンをかけたり、ミリ数の少ないバリカンを使用することで短く綺麗に仕上がります。

ダックスフントのトリミングは必要?ポイントや注意点は?

ダックスフントのトリミングは必要?ポイントや注意点は?

2019年2月10日

ダックスフントのサマーカットでで傷つけやすい場所

バリカンは刃物なので、ハサミほどではありませんが犬に怪我をさせてしまうリスクを伴います。傷つけやすい部位は大体決まっているので、刈る前に予め意識しておくことで怪我を予防しましょう。

耳の縁

特にひだのようになっている部分は人と違い変わった形をしています。普段毛に覆われているため、この形を知らない飼い主さんも多く、いざバリカンをかけた時に傷つけてしまうことがあります。

乳首

乳首も傷つけやすい場所です。特に、ミリ数の大きなバリカンでは刃と刃の隙間が広いため、乳首を切り落としてしまうこともあります。バリカンをかける前に、反対の手で乳首の位置を確認しながら作業しましょう。

肛門周り

肛門の周りは便が付きやすいため、短くしたい飼い主さんも多いと思います。肛門は皮膚が薄く傷つきやすくなっており、更に犬が嫌がる場所なので、動いて刃が当たることもあります。無理をして刈らないようにしましょう。

足の指の間

足の指の間には、水かきのような薄い皮膚があります。この皮膚はミリ数の少ないバリカンでも傷つきやすいので注意する必要があります。

ダックスフントのサマーカットは何ミリ切るべき?

様々なメーカーのバリカンがありますが、多くのトリミングサロンでは「SPEEDIC(スピーディク)」というバリカンを使用しています。切れ味が良くカット後の毛が滑らかに仕上がり、丈夫で長く使用出来ることから人気です。

SPEEDICの場合では替刃は14種類で、0.1ミリ・0.5ミリ・1ミリ・2ミリ・3ミリ・5ミリ・6ミリ・8ミリ・9ミリ・10ミリ・11ミリ・13ミリ・16ミリ・P(プードル用)があります。

替刃のミリ数が少ないほど毛を短く刈ることができ、数字が大きくなるに従い残る毛の長さが長くなります。

ミリ数が大きくなると刃と刃の隙間が広がり、怪我をしやすくなるので使用する際には十分注意しましょう。

ちなみに、このミリ数というのは毛の流れに沿って刈った時に残る毛の長さではありません。刃の厚みの幅であり、毛の流れに逆らって刈り上げた場合に残る毛の長さです。

毛の流れに沿わせて刈ると毛は寝た状態になっており、刃のミリ数の倍くらい残ります。つまり、簡単に言うと5ミリの刃で毛の流れに沿わせて刈ると約10ミリ残るということです。

そして、犬によって毛の生えかたや毛質が異なるため、同じ刃を使っても残る長さが違ってきます。

例えば、毛が寝ているダックスフントやヨークシャー・テリアでは長めに毛が残り、トイプードルなど毛が寝ていない犬では短く残る傾向があります。

この事を考慮し、バリカンの刃を選びます。短くなりすぎることが心配であれば、ミリ数の大きなものから使い、徐々にミリ数を小さくしましょう。

バリカンの刃の主な使い分けは次のようになります。

1ミリ

一般的に体には使わず、部分的に使用します。足裏・腹部・肛門周り・プードルの顔など、短くつるつるにしたい部位に使います。

ダックスフントは垂れ耳のため耳の通気性が悪く、外耳炎を起こす子がいます。耳の穴の周りをスッキリさせたい、という場合にも1ミリを使用します。

3ミリ

飼い主さんから短くさっぱりしたいと注文があった際によく使われ、夏のサマーカットで最も使われる刃とも言えます。3ミリから上のミリ数では刃と刃の間隔が特に広くなり、怪我をしやすくなります。

5ミリ

マルチーズやトイプードルなどのサマーカットで使用されます。ダックスフントでは、少し長めのサマーカットにする場合によく使われます。

8ミリ

毛を少し長めに残したいときに使用します。プードルで約1センチ毛が残り、ダックスフントやシーズーはもう少し長めに仕上がります。

ダックスフントのサマーカットをする際の注意点やデメリットは?

ダックスフントのサマーカットには、多くのメリットがありますがデメリットもあります。リスクを考えた上でカットを行いましょう。

被毛の質の変化

ダックスフントは、トイプードルやミニチュアシュナウザーなどと違い、本来トリミングでカットする犬種ではありません。

カットする必要の無い犬種をバリカンでサマーカットすると、生えてくる毛の質が悪くなったり、中には二度と生えてこない場合もあります。

特に、ポメラニアンはバリカンをかけると毛が生えなくなる事が多いためバリカンでのカットはご法度とされています。

もちろん個体差があるため、バリカンをかけても毛質が変わらないダックスフントもたくさんいます。

鋏でのカットであれば毛の質は変わらないので、心配であれば鋏も検討しましょう。

害虫に刺されやすくなる

サマーカットをすると、蚊やマダニ、ノミなどの害虫に刺されやすくなります。これらの虫は毛の中を泳ぐようにして皮膚に到達して吸血しますが、身体を覆っていた毛が無いことであっという間に吸血されてしまいます。

暑い時期にサマーカットをする子が多いと思いますが、この時期は害虫が増える季節でもあります。特に蚊はフィラリア症を媒介するので、対策が必要です。

直射日光を受けやすくなる

紫外線を直接浴びることで皮膚がダメージを受けたり、熱射病や熱中症になる可能性があります。長い毛は一見暑そうですが、断熱材の役割も果たしています。紫外線の多い時期は、散歩は夜に行くなど工夫しましょう。

怪我をしやすくなる

身体を覆っていた毛が無くなることで、ぶつかったり転んだ時に怪我をしやすくなります。嫌がらなければ、服を着せることで怪我の防止をすることができます。

身体が冷えやすくなる

ダックスフントは夏は夏毛、冬は冬毛に生え変わることで体温を調整しているため、人工的にサマーカットをすると寒すぎることがあります。

カット後は犬が寒がっていないか観察し、エアコンで室温を管理したり必要に応じて服を着せましょう。

ダックスフントのサマーカットをする理想の時期や頻度とは?

外で飼育されている犬は、気温差を感知することで春から夏にかけてと秋から冬にかけての年2回毛が生え変わります。

毛の生え変わる換毛期にサマーカットが出来ると理想的と言われていますが、室内で過ごす時間の多いダックスフントでは気温の変化を感じることが少なく、毛が生え変わる必要性が無いためにあまり明確な換毛期がありません。

夏場にエアコンの効きすぎた部屋で過ごすうちに、身体が寒い時期と判断して冬毛が生えてきてしまう例もあります。そのため、サマーカットの時期はそれほど気にする必要はありません。

但し、前述したように夏の日差しが強い時に短くしすぎてしまうと紫外線により肌がダメージを受けたり、サマーカット後の体感温度の変化で体調を崩す場合があるので、リスクを考えた上でカットしましょう。

トイプードルやミニチュアシュナウザーなどと違いトリミング犬種では無いので、定期的にカットしなければならない訳ではありませんが、一度サマーカットした長さをキープしたい場合には月に1回カットを行いましょう。


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