犬のしつけスプレーの作り方と使い方

犬のしつけスプレーの作り方と使い方

犬がトイレを覚えてくれなくて色々な場所で粗相をしたり、家具や壁などをかじられてしまった経験を持つ飼い主さんは多いのではないでしょうか。そんな時に役立つのが「しつけスプレー」です。今回はこのしつけスプレーの作り方や使用方法をご紹介します。

犬のしつけスプレーって何?

「犬のしつけスプレー」には状況別によって種類があります。

トイレ以外で粗相をしてしまう時

トレイの場所とは違う所(カーペットの上や壁沿いなど)におしっこやウンチをしてしまった時に、その匂いを消すために吹きかけるスプレーです。きちんとトイレの場所を覚えてもらうしつけの際に役立ちます。

人の手足や部屋中の家具や壁などを噛んでしまう時

甘噛み癖が直らずに人の手足や家具、壁などの家の中のあらゆる場所を噛んでしまう時に、犬が苦手とする成分を吹きつけて甘噛み癖を直すしつけの際に役立ちます。

しつけスプレーの作り方

しつけスプレーはたくさんの種類が市販されていますが、なくなる度に購入するのはコストがかかります。そんな時は手作りのしつけスプレーを作ってみましょう。

しつけスプレーを作る材料は、以下のものがあります。

粗相を直すために効果的なもの

・クエン酸
・ミョウバン

噛み癖を直すために効果的なもの

・お酢
・ハッカ油

作り方

1.スプレーボトルに材料(クエン酸、ミョウバン、お酢、ハッカ油のいずれか)を入れる
2.1の中に精製水を入れる
3.よく混ぜて出来上がり

犬は基本的に「酸っぱいもの」や「苦いもの」の味が苦手です。上記の素材をスプレーボトルに入れて水で薄めて使用します。この際に入れたものに対して10倍の水で希釈をしてから使用するようにしましょう。

アロマオイルを使ったしつけスプレー

上記の材料以外でもアロマオイルを使ったしつけスプレーも作ることができます。

1.スプレーボトルにアロマオイルとグリセリンを入れる
2.1の中に精製水を入れる
3.よく混ぜて出来上がり

この場合、希釈濃度も同じ10倍です。

しつけスプレーによく使われるアロマオイルはティートリーとラベンダーをブレンドしたものです。粗相をした場所に吹きかけると同じ場所でしないようになります。

アロマオイルを使ったしつけスプレーは必ずしも全ての犬に使用して良いものではありません。使用する前にパッチテストや獣医師に相談をしてから使用するようにしましょう。

しつけスプレーの使い方

では次に、しつけスプレーの使い方を見ていきましょう。

粗相を直したい時の使い方

おしっこのアンモニア臭を消す消臭成分が入っているのが「クエン酸」「ミョウバン」です。粗相をした場所にこのいずれかを入れたスプレーを吹きかけ、犬がトイレ以外の場所でした箇所の匂いを消し、トイレですることを覚えさせます。

また、クエン酸に重曹を混ぜたスプレーはおしっこの匂いだけではなく、犬の匂い全般にも効果があるので、ソファーやクッション、ベッドの消臭にも活用することができます。

噛み癖を直したい時の使い方

「お酢」や「ハッカ油」の苦味のある成分は犬は苦手なものの一つです。犬が噛んでしまう箇所にいずれかを入れたスプレーを吹きかけ、「ここを噛むとまずい味がする」と認識すれば噛まなくなります。

しつけスプレーは1度使用しただけですぐに効果があるものではありません。最低でも2週間は毎日使用し続けてやっと少し直ってきたかな?という程度になります。そのため、できれば完全にしつけができるようになるまで毎日続けてみることが必要です。

また、同じものだけを使ったスプレーを繰り返し使用すると犬も慣れてきます。しつけスプレーに入れる中身を毎日変更する必要はありませんが、定期的にスプレーの中身を変えることも必要です。

しつけスプレーをしてもどうしても直らない時は

粗相をした場所や噛んでしまう場所にしつけスプレーを吹きかけても直らない時は、犬の鼻先にしつけスプレーをひと吹きだけかけてみましょう。犬の嫌な味や匂いを目の前で吹きかけることによって改善することもあります。

スプレーを吹くのは犬の真正面や鼻に近い場所ではなく、鼻先から30cmほど離れた場所で吹きかけましょう。

この方法はどうしても直らない場合の荒治療のようなものです。犬が嫌がるような厳しいしつけをする必要性が出てくる前に、飼い主側がきちんとした適切なしつけを行うことが大切です。

まとめ

今回は犬のしつけスプレーの作り方と効果的な使い方をご紹介しました。最初のうちは粗相や噛み癖はなかなか直らないものですが、飼い始めからしつけをしておけば覚えも早いため、この先長く一緒に生活していくことを考えると楽です。

犬自身もしつけをしてもらうことで覚えていくため、飼い主側で試行錯誤をして家の生活に慣れて貰えるようにすることが何よりも大切です。

「このくらいならまだ大丈夫」といった放置は、成長した時や家の生活に慣れてきた後に問題行動になりますし、犬にとってもしつけをされないことは可愛そうなことです。

家に来てから少しずつしつけをして、お互いが心地よく生活できるような環境を整えるようにしましょう。


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