分離不安障害を克服したい!飼い犬のしつけ方を説明します!

分離不安障害を克服したい!飼い犬のしつけ方を説明します!

あなたの愛犬はお利口に留守番が出来ますか?飼い主の留守中に吠え続けたり、部屋のあちこちに粗相してしまうのは「分離不安障害」のせいかもしれません。ただの甘えん坊では済まされない「分離不安障害」について、原因や克服法をご紹介します。

分離不安障害ってなに?どういった症状?

「分離不安障害」とは、その名の通り「飼い主と離れる(=分離する)と不安を感じ、問題行動を引き起こす」精神障害です。「分離不安障害」または「分離不安症」と呼ばれています。

この「問題行動」の症状は様々ですが、代表的なものとしては愛犬が留守番中に「飼い主の姿が見えなくなると吠え続ける」「トイレの失敗」「破壊行動」「下痢や嘔吐をする」「体の一部を過剰に(時には炎症を起こすまで)舐める」といったものが挙げられます。

あなたの愛犬が留守番中にこのような行動を過度にとるようでしたら、分離不安障害を疑ってみてもいいかもしれません。

なぜ分離不安障害になるの?

分離不安障害になる原因には様々なものがあります。以下で具体的に見ていきましょう。

社会化期の外界との接触不足

最も典型的なのは「社会化期の外界との接触不足」が挙げられます。

社会化期とは生後約4週~13週頃のことで、家族や他の動物との触れ合いを通じて社会への適応力を育む大切な時期です。

社会性を身に着ける重要なこの時期に家族以外の人と会わなかったり、散歩が少なく外の世界の様々な刺激(他の動物との接触・音・光など)に慣れていないと、外界からの刺激をストレスと感じ、家族に依存しがちな性格になってしまうこともあります。

依存心が強い犬が留守番などで孤独になると強い不安感に襲われ、問題行動を引き起こします。

甘やかしすぎる・一緒にいすぎる

愛犬に愛情をかけてあげることは大切ですが、何をするにも・どこに行くにも一緒というのは考えものです。犬がそうした状態に慣れてしまうと、飼い主の姿が見えなくなった途端に不安や恐怖を覚え、問題行動をとることがあります。

また、抱っこをしすぎたり、常に密着した状態でいるのも犬の依存心を強化してしまう原因となります。

留守番時の恐怖体験

あるときから突然分離不安障害と疑われる行動をとり始めたら、それは飼い主の留守中の出来事が原因かもしれません。雷や地震、騒音などによる恐怖体験がトラウマ(心的外傷)となり、分離不安障害を引き起こすことも珍しくありません。

あなたの飼い犬は大丈夫??分離不安障害かどうか確かめるには??

犬は人間と暮らす以前から群れの中で生活してきた動物ですので、飼い主不在で孤独なときは多かれ少なかれ落ち着かない様子を見せます。

少々甘えん坊が過ぎるだけなのか、それとも分離不安障害なのかの判断を明確に下すことは難しいですが、以下の症状が当てはまるようでしたら分離不安障害の疑いがあります。

・飼い主がトイレ等で離席するときも一緒に付いてきて、姿が見えるまで鳴いたり扉をひっかいたりする

また、飼い主不在時に、
・吠え続ける
・物を壊す
・下痢
・嘔吐
・食欲不振
・普段しつけで教えているのとは別の場所で排泄してしまう
・体の一部を炎症が起きるほど舐める

ただしこれらの症状が見られるため分離不安障害であると決めつけるのは危険です。特に嘔吐や下痢を繰り返す場合は消化器系の病気の疑いがありますし、老犬であるなら痴呆の兆候かもしれません。

あまりに頻繁に問題行動が起こるようなら、病気を疑ってまずは動物病院を受診することをお勧めします。

分離不安障害を改善するための方法とは?

分離不安障害を改善させるために飼い主が出来ることはたくさんあります。一朝一夕で治るものではありませんので、これから挙げることを根気よく、愛情をもって試してみてください。

外出前の運動

外出前は散歩や遊びでストレスを解消してあげましょう。たくさん遊んであげた後に外出すれば、留守中疲れて大人しく過ごすことも期待できます。

ただし外出前30分前は遊びを止めて興奮状態を鎮めてあげるようにしてください。興奮状態のまま飼い主が外出してしまうと、逆効果につながることがあります。

外出時の行動を見直す

あなたは外出時に愛犬に「行ってくるね、お留守番よろしく」などと声を掛けたり、名残惜しいからとたくさん撫でたりしていませんか?これらの行動は飼い主の外出を犬が予期し、不安感を覚える原因となります。

外出時は淡々と準備を行い、犬を無視して玄関を出るようにしましょう。外出は特別なイベントでも何でもない普通のこと、と犬に覚えさせるのです。

帰宅時の行動を見直す

帰宅時に愛犬が全力でしっぽを振って出迎えてくれると、ついつい撫でたりおやつをあげたくなってしまいますが、愛犬が落ち着くまでは無視するよう心掛けましょう。5分もすると愛犬の興奮も治まるので、それから撫でたり声をかけたりしてあげてください。

また、不在時に愛犬が粗相をしたり、部屋を荒らしてしまっていても決して叱ってはいけません。時間が経過してから叱られても、犬は何のことを言われているのか理解出来ないのです。帰宅時にトイレの失敗を見つけても、淡々と処理するようにしてください。

外出するふりをしたり、短時間で帰ってくる

外出時・帰宅時の行動を見直したら、次は「外出するふり」や「短時間帰宅」で犬を安心させましょう。例えば外出の準備をしても出掛けなかったり、玄関を出ても数分で帰ってくる、というトレーニングです。

このようなトレーニングは、外出の準備による不安に慣れさせたり、「外出しても必ず帰ってくる」という安心感を犬に与えることにつながります。

犬が徐々に慣れるように、段階的に外出の時間を長くしていくと効果的です。

愛犬にとって快適な空間を作る

犬は体を何かに密着させたり、ちょっと狭めのスペースに身を寄せると安心感を得る性質があります。リビングの広いスペースに置き去りにされ、寄り添うところもおもちゃも無ければ、破壊行動を起こしてしまうのは仕方のないことかもしれません。

犬が居心地よく過ごせるようなベッドを準備したり、噛んで楽しめるおもちゃを与えるなどして、一匹でも居心地よく過ごせる空間を準備してあげましょう。

しつけをし直す

そもそも犬のしつけがきちんと出来ていなければ留守番もお利口にすることは出来ません。お手・お座り・待て・トイレトレーニングなど、基本的なしつけを身に着けさせることは飼い主との信頼関係を築く上でも重要なことです。

出来たときはたくさん褒めてあげて、根気よくしつけを行ってください。

分離不安から立ち直った犬の体験談

トイプードルを飼うNさんは、初めて飼う犬のしつけはそこそこに、大変甘やかして育てていました。愛犬は目に入れても痛くないくらい可愛いですが、Nさんが外出の支度を始めると途端に落ち着きをなくし、吠え続けるのが悩みの種でした。

困ったNさんはインターネットで愛犬の症状を検索し、「分離不安障害」の言葉を見つけました。症状や原因を読むと、外出前に声掛けしたり、不必要に抱っこをするなど、Nさんの行動に原因があることが分かり、改善のため対策に乗り出すことにしました。

出掛ける30分前に散歩を済ませる。外出時に声掛けをせず、犬がまとわりついてきても無視をして出掛けるふりをする。数分で戻って、短時間の留守番を体験させる。帰宅時は犬が落ち着くまで構わない。これらのことを根気よく続けたそうです。

一番効果があったと感じたのは短時間の留守番体験だそうです。数分で戻ってくることを繰り返すと、「出掛けてもちゃんと帰ってきてくれる」と犬も安心するようで、吠える時間も短くなっていきました。徐々に留守番の時間を長くしていくことで、飼い主不在の状況に慣れさせていきました。

最終的には数か月の期間を要しましたが、愛犬は静かに留守番をすることが出来るようになりました。

最後に

犬を育てるにはたっぷりの愛情を注ぐことが大切ですが、間違った愛情やしつけは犬に思わぬストレスを与えてしまうことがあります。分離不安障害の兆候が見られるようなら、あなたの日頃の行動を見直してみてください。

また、あまりに症状がひどいようなら自己解決しようとせず、動物病院やドッグトレーナーなどの専門家に相談してみてくださいね。


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