トイプードルのひげは切った方が良いの?お手入れ方法とは?

トイプードルのひげは切った方が良いの?お手入れ方法とは?

トイプードルにひげのイメージが無い人は多いのではないでしょうか?それはトリミングの際にひげを短くカットしているのが一因です。しかし生えているひげを切った方が良いのでしょうか?今回は、トイプードルのひげのお手入れ方法等についてご紹介します。

トイプードルにはひげがある?

ひげは猫にとって必要不可欠なものです。それは平衡感覚や風向き等を確認する役割があるためです。

一方、犬にもあまり目立ってはいませんがひげが生えています。オオカミの姿をした犬や犬の原型種に近いパグやサモエド等の犬種は、濃くてしっかりとした立派なひげが存在感を主張しています。

しかしトイプードルの姿を思い浮かべると、ひげのイメージは浮かびにくいのではないでしょうか。見た目は可愛い小型犬でも立派なひげが生えますが、目立たない理由があります。

それは、巻き毛が顔を覆っていることと、この犬種の独特なカット方法が影響しているためです。

トイプードルにひげのイメージが無い理由とは?

ひげが目立たない理由の1つは、巻き毛が顔を覆っているという点です。現在のトイプードルに流行しているのは「テディベアカット」というクマのぬいぐるみをイメージしたスタイルです。

LINEスタンプで有名なリボンちゃんのようなスタイルがテディベアクリップです。また、元フィギュアスケート選手の浅田真央さんの愛犬エアロちゃんの存在もテディベアカットを世に広めることに一役買いました。

犬のひげは猫に比べると長く横に伸びないため、巻き毛の中に隠れてしまい目立ちません。しかし一緒に生活している飼い主であれば、口の被毛の中からひげが生えていることを確認できることでしょう。

そして、ひげが目立たない2つ目の理由は、トイプードルが使役犬や水猟犬として活躍するスタンダードプードルを改良した愛玩犬という点です。

水猟犬として湖や沼の中で獲物を捕まえる場合、巻き毛が水を吸い上げ動きが鈍くなります。そこで水に濡れることを最小限に抑えるため、プードル独特のカットが誕生しました。

それがドックショーで頻繁に見られる「コンチネンタルクリップ」と呼ばれる顔とお尻を剃り、独特のボンボンをあしらったプードルをイメージさせるスタイルになります。

その他にもショースタイルには、顔と足先、シッポの付け根を剃った「パピークリップ」というスタイルも有名です。このカットの際は顔の被毛とひげを剃るため、プードルとひげのイメージが結び付きにくいのでしょう。

トイプードルのひげの役割はなに?

そもそも動物にとって、ひげとはどのような役割をしているのでしょうか。

単独動物の猫は狭い場所をすり抜け、高い位置に登る習性があります。その際、障害物との距離や平衡感覚を察知するのがひげの役割です。また獲物や敵の居場所を知るため風向きもひげで察知できます。

一方、集団動物の犬は主に嗅覚と聴覚で行動する動物です。トイプードルの様に人間に守られながら室内で生活している愛玩犬は、センサー機能が無くても生きられます。そのため殆どひげが機能していません。

しかし完全にその機能が退化したわけではありません。ひげの先を触ると、触れた方の目を閉じます。これはひげの先がセンサーとして反応している証拠です。

犬のひげと、猫のひげに触れた違いとは?

実際に犬と猫のひげがどのように反応を示すのか、筆者の犬と猫で確認してみました。

トイプードルではありませんが、筆者は雑種の犬と猫を飼育しておりますので、実際にひげの先を触った結果をご紹介します。

犬と猫のひげは口元と頬、喉の3ヶ所にあります。頬と喉のひげ部分を触ると、猫は多少反応しましたが、犬は無反応でした。

口元のひげは犬の場合、リラックスしている時は短いひげが垂れ下がり、物音により緊張している時やおやつの時はピンッと張った状態で生えています。ひげの先に触れてみると、触れたひげと同じ側の目で瞬きをしていました。

そして、猫の口元にあるひげに触れてみると、触れる寸前にひげを頬にピタッとくっつけていました。その状態でひげの先を摘まんだところ、あからさまに嫌な顔をしていました。

飼い猫なのでその程度の対応ですが、野良猫や他の人の飼い猫に同じことをすれば、引っ掻かれたり噛まれたりするでしょう。

猫の方が感度は鋭い様ですが、犬にもしっかりセンサー機能がある事が確認できました。

トイプードルのひげは切っていいの?抜くのはあり?

前述にて犬のひげにはセンサー機能があることをご紹介しました。しかしトイプードル場合はトリミングの際にひげを切られることが多いです。

猫の場合は、平衡感覚を失うため「絶対切ってはいけない」と言われており、柴犬等の実際に狩猟犬として活躍している犬も、感覚器官の一つであるひげは切りません。

また、警察犬や盲導犬など身近で働いている労働犬は切っても構わないと言われていますが、切らない方が良いとされています。つまり、愛玩犬として飼い主に守られている犬はひげが無くても支障がないということです。

特に見た目が重視されるショードックのトイプードルは、顔から首の部分をバリカンで刈り込まれているのでひげがありません。しかし、愛玩犬として育てられているトイプードルのひげをあえて切るという必要もありません。

トリミングサロンに愛犬を連れて行くとトリマーに「ひげを切りますか?」と必ず確認されますが、飼い主さんの気持ちや好み次第なので、どちらが正解ということはありません。

トイプードルのひげを切らない方がいい場合とは?

トイプードルのひげは切っても切らなくても問題ありませんが、切らない方が良い場合があります。それは、飼い犬がシニア期(小型犬では7歳から)に入った時です。

ひげも被毛と同様に生え変わりがあります。シニアになると被毛やひげの生え変わりが少なくなり、ひげも自然と貧弱になります。また同時に嗅覚・聴覚・視覚のいずれも衰え、足腰も弱くなります。

その時期にひげという感覚器官が残されていれば愛犬は多少の安心感を得られます。ひげも生えていない状態では不安な老後を送らなくてはならないので、シニア期に突入したらひげは切らないことをおすすめします。

トイプードルのひげは抜いてもいいのか?

「トイプードルのひげを切っても良いのなら、抜いてしまっても良いのでは?」と考える人もいるでしょう。しかしひげを抜くことは厳禁です。

人間の場合はムダ毛であるひげを抜くことはありますが、人間のひげと犬のひげは全く別物です。

人間のひげは体毛が濃くなったものに過ぎません。しかし、犬のひげは洞毛(どうもう)あるいは血洞毛(けつどうもう)と呼ばれ、ひげの根元には血液が流れています。

そのため、無理に抜いてしまうと愛犬に苦痛を与えるばかりか、二度と感覚器官が戻らない恐れもあります。ひげは絶対に故意には抜かないで下さい。

トイプードルのひげのお手入れ方法は?

前述にて、ひげは切っても切らなくても良いとご紹介したり、感覚器官の役割をしているとご紹介したりしていれば、飼い主さんはひげのお手入れについて迷われるのではないでしょうか。

しかしあの可愛い口元からピョンピョンと小さなひげが出ていることが許せない人もいらっしゃるでしょう。そこで、トリマーに依頼したお手入れと、飼い主さんが行えるお手入れの方法についてご紹介します。

トリマーに手入れを依頼した場合

トリマーにテディベアクリップを依頼した場合、まずは飼い主さんの意向について聞かれます。

その後、ひげのカットを依頼した場合は口元の被毛を避けながら、ひげを探してハサミで切られます。切る場所は毛根部分から3mmほど離れた位置が基本です。

素人でも使えるプロの技

トリマーの様に全身を上手にカットすることはできなくても、ひげや顔周りであれば爪や足裏カットをしたことがある人もプロの技を真似することができます。

トイプードルのひげをハサミで切る場合、ハサミの先をプードルの方に向けてはいけません。トイプードルの後ろから回り、上から被毛をかき分けてひげを切ります。

バリカンで顔全体を剃る場合は犬の正面に立ち、ひげの部分は浮かせる様に入れます。毛根の下は血の通った毛包があり、少し盛り上がっている毛根を傷つければ出血するため、よく注意して下さい。

訓練をしたトリマーであればハサミやバリカンによってひげの手入れは可能です。しかし、刃を向けるのは顔の部分です。

馴れない人やジッとしていられない子は、皮膚や目を傷つける可能性があるため、自己流でひげを切るのはおすすめできません。

自分でひげを切る方法は?

犬の被毛のお手入れをしたことが無い飼い主さんでも、ひげを切れるおすすめの方法があります。それは、乳幼児用の爪切りバサミでひげを切る方法です。

乳幼児用の爪切りバサミは刃の部分がとても小さく丸くなっています。愛犬が寝ている間に、被毛から見えている先の部分だけを切れば安全にカットが出来ます。

乳幼児用とはいえハサミ状になっているため、1本ずつカットをすれば十分に手入れが可能です。切る際の注意点は、愛犬が起きている時に無理矢理抑えつけて切らないことです。

乳幼児用の爪切りバサミは刃先が小さいので被毛を切る可能性は低いものの、出来る限りひげのみを切る様に心掛けましょう。口元が段々にカットされてしまうと見栄えが悪くなります。

トイプードルのひげの手入れはトリミングサロンに行くべき?注意点は?

前述では自分で出来るカット方法をご紹介しましたが、自信が無い場合はプロのトリマーに任せるのが安全です。

トイプードルの顔を剃るスタイルの場合、ひょろっと飛び出てくるひげが気になる人も多いでしょうか。しかしトリミングの際にひげを切って欲しいとの要望はあっても、ひげのみのカット所望する人は滅多にいません。

またトイプードルのカットをするタイミングは、月に1度が妥当です。トイプードルの毛は横には伸びないので、ひげについて神経質になっている人は少数派です。

トリミングサロンでひげの手入れをして貰う時の注意

お店で働いているトリマーはJKC(ジャパンケネルクラブ)等の試験に合格しているプロです。ひげの手入れは任せておけば、安全で確実に処理をしてくれます。

しかし、飼い主さんがひげをチャームポイントとして、残しておきたい場合はトリミングの前にその旨を伝えましょう。多くの飼い主さんがトイプードルのひげをカットしているため、ひげを切ることが通常となりつつあります。

また愛犬がシニア期に入ったことにより、ひげを残しておきたいと考えている飼い主さんは、ひげがあまり目立たないスタイルにカットする方法をトリマーと相談し、徐々に残す方向で検討することをおすすめします。

取り立てて気にすることではないのですが、何となく気になるトイプードルのひげは放置しておけば下向きに伸びます。それほど気にならないのであれば、残しておく方がいいでしょう。

そしてひげのお手入れは、たまにお世話になるトリミングサロンでプロにお任せするのが適しています。愛犬の感覚器官であるひげをどうするのかは、飼い主さんの判断が重要です。

大切な愛犬の健康状態や年齢を考えた上で、ひげのお手入れをしてあげて下さい。


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