チワワの祖先はネズミで遺伝子が同じという噂は本当?

チワワの祖先はネズミで遺伝子が同じという噂は本当?

世界最小と言われるチワワですが、今までチワワは犬と信じ、疑ったこともありませんでしたが、実は齧歯類で、ネズミの仲間だったという話があります。それは単純に都市伝説的なウワサでしょうか?それとも新事実!?今回はそんなチワワの謎を解説いたします。

そもそも齧歯類(げっしるい)ってなに?

齧歯類の動物は哺乳綱 齧歯目(げっしもく)に属します。

齧歯類とされる動物は哺乳類の中で1番多く、約2,000種類にも及ぶと言われ、哺乳類全体から見れば約40%も占めています。

齧歯類の代表動物には、ネズミ、うさぎ、ヤマアラシ、りす、チンチラなどがいます。

特徴として、上下の前歯が伸び続けるので、硬いものを常にかじることで一定の長さをキープしています。また、その歯は大変強く、ノミ状になっています。犬歯と

前臼歯がないというのも特徴の1つになります。
指に関していえば、指は3〜5本あり、かぎ爪を持っています。

チワワは齧歯類の仲間なの!?

結論から言うと安心してください。チワワは齧歯類ではなく、正真正銘「犬」になります。

なぜこんな話が広まってしまったかというと、アメリカのインターネット上で、本当に行われた大学での研究報告の論文を、面白おかしく作り変えた記事がありました。

それを読んだ人たちが、本当のことのように信じ込み(面白がり?)広がったというのが始まりのようです。

面白おかしく作られた記事の内容とは

アメリカのシアトルで行われた研究結果になります。

人間と犬に疾病を発症させるには共通の遺伝子があるのかということを探るため、人気の犬種85種414匹の犬のDNA解析を行いました。

すると、犬の起源に関わる驚くべき新事実が判明しました。

実験メンバーの1人、フレッド・ハッチンソン・ガン研究所の遺伝子学者レオニード・クルグリヤ氏によると、「現在、大変人気があるチワワは、元々は齧歯類の1種で、何世紀にも渡り、人間の手で犬のように育てられた末、まるで犬のように、今のチワワの形になった」と語っています。

こういった記事に続き、アメリカのチワワクラブ会長のペギー・ウィルソン氏の懸念を抱いているという意見が載せられ、さらに、アメリカンケネルクラブ(AKC)が今回の発見が犬の疾病を回避し、健康増進に役立つと賞賛したという、本当らしい記事が綴られています。

結果、最もらしい記事内容と、人名、AKCの名前が出てきたことで、読んだ人はその記事を信じ込んでしまい、拡散したとみられています。

そもそも齧歯類の動物には犬歯はありませんが、チワワにはしっかり犬歯が存在します。

(引用元DNA Study Finds Chihuahuas Aren’t Dogs-The Watley Reviewより)

面白おかしく作られた記事の内容の種明かし

この作られた記事の元はアメリカの英語のサイトになります。

原文のページを見るとわかるのですが、サイトの左側に「DISCLAIMER(免責事項)」とあり、クリックできるようになっています。

そして開いた先にあるページを読むと、全ては面白く作られたフェイクニュースだということがわかります。

チワワの歴史を紹介

それでは誤解が生じないよう、チワワが誕生した歴史を振り返ってみましょう。

チワワはメキシコで誕生

チワワの歴史は古く、記録で残っているだけでも、9世紀以降にはすでにチワワの先祖は誕生しています。

チワワの先祖と言われている犬は、その昔メキシコで「テチチ」という名前で存在していました。

その当時メキシコを支配していたトルテカ族(トルテカ帝国)が飼っていたとされ、テチチはトルテカ族にとって神の犬、つまり、死者の悪霊を取り払い、天国へ導くと信じ、トルテカ族の人間が亡くなると、テチチは生贄とされていたという話が残っています。

テチチはアメリカに渡りチワワに

その後16世紀になると、スペインが南米を侵略し始めます。

トルテカ族と生活していたテチチも一気に数を減らし、以降300年以上、メキシコでのテチチに関する記録は途絶えてしまいます。

1850年、今のメキシコのチワワ州で、アメリカ人によって3頭の小さな犬が発見されました。

チワワ州で見つけた犬だからということで、「チワワ」という犬種になり、そのチワワはアメリカに連れて帰られ、約50年という年月をかけ、チャイニーズクレステッドドッグやスパニエル系の犬種の犬と交配を繰り返し、今あるチワワの形が完成しました。

日本でチワワが爆発的人気になったのは?

チワワは、1904年にはアメリカンケネルクラブで正式に登録されましたが、当時アメリカでは使役犬として活躍する犬に人気があり、チワワはそれほど人気が出ませんでした。

ただ1960年代になると、人々の暮らしはさらに便利になり、使役犬として犬を飼うというより、愛玩犬として犬を飼うようになり、アメリカでも着々と人気が出始めました。

日本へチワワが輸入され始めたのは1970年ごろになります。

当時は長毛種の愛玩犬が日本では流行っており、チワワは一定のファンが飼うくらいで、まだまだ認知度は低い状態でした。

それから2002年、テレビコマーシャルでチワワが起用され、そのかわいらしさが尋常じゃないということで、爆発的な人気につながり、現在もそのチワワ人気は続いています。


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