犬の特徴。断耳、断尾とは

犬の特徴。断耳、断尾とは
犬は、その犬種によって、仕事ができやすいように、断耳、断尾をされてきました。
断耳、断尾とかは何か?何故行われて来たのか?どのような犬種が断耳、断尾をされているのか、などを、こちらで紹介します。

【断耳】

犬の断耳ってどういうこと?

もともと垂れ耳の犬の耳を、形と大きさを変えて立ち耳にする手術のことです。
全身麻酔をかけての手術になるので、犬の身体にも負担がかかりますし、もし細菌が入った場合は、壊死してしまうこともあります。
手術をした後は、固定する器具をつかって、犬の耳をたった状態に、約3ヶ月の間、固定します。

断耳をする犬種は主にこちらの種類の犬です。

ボストンテリア
ボクサー
ミニチュア ピンシャー
シュナウザー
ドーベルマン
ナポリタン マスチフ
グレート デン

犬の断耳をする理由は?

遠くからの指示がよく聞こえるように、聞こえる範囲を広げるために、立ち耳にしました。
他には、獲物を追いかけ狭いところへ入った時に、木の枝などが刺さり怪我をしてしまったりしたためです。
もう一つの理由は、寒いところでの体温の発散を防止したり、凍傷や霜焼けを防ぐためです。

断耳を禁止している国があります

オーストラリア、ドイツ、イギリス、ノルウェーなどでは、断耳を禁止しています。
日本(ジャパン ケンネル クラブ)では、断耳を禁止してはいません。

【断尾】

犬の断尾ってどういうこと?

犬の断尾は、尻尾を短く切ってしまうことです。
犬の種類によって、切る長さが決まっていて、断尾は生まれてから5日~10日以内に行います。
こちらの処置は、無麻酔もしくは局所麻酔で行われます。
小さな頃に断尾をするので、その傷を母親が舐めてしまい、そこから化膿してしまうということもあります。
断耳に比べて、断尾のほうが、行われている傾向が強いです。なので、ペットショップやブリーダーのところから、飼い主さんのところへ来た時には、すでに断尾されているという事が多いです。

断尾をする犬種は主にこちらの種類の犬です。

ウェルシュ コーギー ペンブローク
シュナウザー
プードル
ミニチュア ピンシャー
ヨークシャー テリア
ボクサー
ドーベルマン
エアデール テリア

犬の断尾をする理由は?

断耳と同じように、獲物を追いかけ狭いところへ入った時に、木の枝などが刺さり怪我をするのを防ぐため、寒いところでの体温の発散を防止したり、凍傷や霜焼けを防ぐためです。

他には、水中での仕事をしやすくするため、しっぽの力が強い犬種ですと、しっぽの力で自分の身体を傷つけてしまわないために、行われました。

もともとは、馬の断尾の模倣から始まったとも言われています。
イギリスでは昔、家畜の犬に税金をかけられていたときがありました。
その税金を払った時に、しっぽを切り、納税証明としていたそうです。その他には、イギリスで鹿を狩っていた頃、牧羊犬が鹿を襲わないように、つま先などを傷つけることを義務付けられていました。

その傷をつけない代わりに税金を払っていたそうです。その税金を払えない人の救済のために、断尾をするようにしていたと言われています。

断尾を禁止している国があります

ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、オランダなどは、断尾を禁止しています。
日本では、断尾を行なっています。日本(ジャパン ケンネル クラブ)では、断耳も断尾も法的に禁止にはしていません。
現在の犬は、ほとんどペットとして飼われているため、断耳も断尾も必要がなくなりました。

動物愛護の観点から、禁止している国もあります。
もし、あなたのご自宅で飼っている犬の赤ちゃんが生まれたら、断耳、断尾の手術を行いますか?
動物愛護の観点や、手術でのデメリットなどを、よく考えてから行ってあげましょう。
犬の特徴。断耳、断尾とは