チワワの鼻づまり、鼻水の原因、対策とは?

チワワの鼻づまり、鼻水の原因、対策とは?

チワワも人と同じように、鼻水・鼻づまりになる事があるのをご存じでしょうか?人では、気温の変化やちょっとした風邪ですぐに鼻水が出ますが、チワワの場合は体調不良で出ている場合が多いので注意が必要です。

チワワの鼻づまりとはどんな症状?

鼻水が過剰に出たり、鼻水が固まることによって鼻づまりを起こすと、鼻の通りが悪くなることからブーブー、ピーピーといった日頃聞く事のない音が鼻から聞こえます。

鼻が完全につまってしまうと音は聞こえなくなり、口で呼吸をするようになって、息苦しくなることから呼吸が早くなることがあります。

また、鼻涙管が閉塞しやすくなるため涙がスムーズに排泄出来なくなり、涙目になったり目やにが増えたりします。

チワワの鼻づまり、どんな影響があるの?

チワワの鼻は、呼吸した時に体内に入る空気に温度と湿度を与え、空中に浮遊している細かなホコリや細菌・ウイルスなどを捕らえて気管や肺に入らないようにするフィルターのような役割を果たしています。

そのため、鼻づまりになると口から直接細菌やウイルスを体内に取り込みやすくなり、病気にかかりやすくなる可能性があります。

また、においを嗅ぐことが出来なくなることから食欲が低下したり、間違えて食べ物でない物を誤食してしまう危険性もあります。

チワワの鼻づまりと間違えやすい病気

鼻づまりに似た症状で、チワワに多い「気管虚脱」という病気があります。鼻づまりでは鼻がブーブー音が鳴りますが、気管虚脱では喉がガーガー鳴るのが特徴的です。

気管が本来の強度を失い潰れてしまう病気で、気管軟骨が弱くなり、背面の膜性壁が伸びて内側に入り込むという2つの要素によって起こります。

よく吠える子や、散歩でぐいぐい前に進みたがる子が首輪などで頸部を締め付けることでなりやすいと言われていますが、まだその原因はよくわかっていません。

気管虚脱になると呼吸困難になるため、走るなどの激しい運動やを嫌がったり、うろうろと落ち着きなく動き回ることがあります。ひどくなるとチアノーゼを起こし、突然倒れてしまうケースもあります。

一般的には小型犬の中~高齢犬や短頭種に多いとされていすが、若齢のうちでも頻繁にみられます。

チワワの鼻づまりの原因とは?病気の可能性はある?

鼻腔や副鼻腔内で炎症を起こすと粘膜の働きによって鼻水がつくられ、大量に鼻水が出たりそれが固まることによって、鼻づまりを起こします。生理的なものと、病的なものがあります。

生理的に出る鼻水には気温の変化によるものや、鼻に入った異物を排出するために出るものがあり、透明でさらさらした鼻水が出ます。

病的なものである可能性が高い鼻水の場合は量が過剰に出たり、くしゃみや咳を伴ったり、血や膿を含んでいたり、白みがかった黄緑色の鼻水が出る事があります。

病気の可能性で考えていくと、以下のような事が考えられます。

犬ジステンパー

犬ジステンパーウイルスによって起こる犬の代表的な病気で、伝染性が強く重症となります。特に1歳未満の子犬がかかりやすく、40度前後の高熱を出し高い致死率を示します。

感染初期は目やにや鼻水がみられ、下痢や高熱、肺炎などの消化器系および呼吸系症状が出ますが、次第に神経症状を起こすものもあります。

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2019年1月13日
神経症状まで起こした場合は、たとえ回復したとしても後遺症が残ることがあり、成犬になっても発病します。

犬伝染性気管・気管支炎

ケンネルコフ、という病名の方がよく耳にするかもしれません。いわゆる犬の「風邪」です。ジステンパーの咳とは異なり、頑固でしつこい咳を特徴とします。

原因となる病原体は犬アデノウイルス2型、犬パラレルインフルエンザなどで、これらの病原体が単独で感染しているよりも混合感染を起こした場合の方が症状が重くなります。

病原体は、感染犬との接触や病原体を含む飛沫物を介した飛沫感染などにより広がります。

ペットショップやブリーダーの繁殖場など、高密度で飼育・繁殖されている犬の間で広がりやすいため、俗称でケンネルコフとも呼ばれています。

鼻炎

鼻腔内に発生した炎症で、原因は様々です。鼻腔や副鼻腔にウイルスや細菌、異物などが侵入したときに発生しますが、他にもアレルギー性鼻炎の場合や口蓋裂などの口腔内疾患から波及して起こることが考えられます。

主な症状はくしゃみ、鼻水です。

副鼻腔炎

副鼻腔は、鼻腔周辺の骨に囲まれた空洞部です。副鼻腔炎は慢性の病気であり、鼻炎が長期間に及んだら場合に引き起こされます。

また、副鼻腔に及ぶ外傷や腫瘍によって起こったり、ウイルス性上部気道感染症の回復期に発生することがあります。

鼻炎と同じようにくしゃみ、鼻水が主な症状ですが、鼻炎て比べ治りにくいのが特徴です。

口蓋裂

口蓋裂はチワワによく見られる病気であり、は先天的口蓋裂と後天的口蓋裂があります。一般的な身体検査で簡単に見つけることが出来ます。

先天的口蓋裂のほとんどは口蓋(口の中の上の部分)の中心線上にみられ、その部分が欠損して鼻腔と繋がった状態になっています。また、通常は軟口蓋の正中部分にも異常が発生しています。

先天的口蓋裂の原因としては、遺伝や栄養不良によるもの、胎児期の子宮内における外傷、ウイルス疾患、毒物などが考えられます。

後天的口蓋裂の原因は、歯周病や抜歯に伴った上顎骨欠損のほか、ケンカによる咬傷や交通事故、落下事故や感電ショックなどでも引き起こされます。

口蓋裂の症状は、乳児期であれば哺乳が上手に出来なくなり、鼻水、くしゃみ、発咳、呼吸困難、成長不良などがみられます。

成犬では、食餌が上手に摂れなかったり、誤えんしてしまうことで誤えん性肺炎に進行する場合があるので、外科的な手術が必要です。

鼻腔狭窄

短頭種に多く、チワワでもよくみられます。鼻の穴と、そこに繋がる鼻腔が狭くなることで、スムーズに呼吸できなくなりブーブー音がしたり、鼻水が出ます。

主な原因は先天的なものによりますが、感染症や異物による炎症、交通事故や犬同士のケガで鼻が傷つくことにより鼻腔が狭くなることもあります。

生活に差し支えなければそのまま温存しますが、呼吸困難になったり、症状が明らに重い場合はチアノーゼを起こす危険性があるので、外科手術の対象となります。

鼻腔・副鼻腔の腫瘍

鼻腔と副鼻腔の腫瘍には、良性のポリープ・扁平腺癌・腺癌・繊維肉腫・リンパ腫・骨肉腫・軟骨肉腫があります。比較的鼻の長い犬種に多く発生しますが、チワワでもみられる病気です。

症状として膿性や血の混じった鼻水やいびき、くしゃみ、顔面の変化や呼吸困難がみられます。

治療は腫瘍の種類によって異なり、外科手術や放射線療法、化学療法などを行いますが、残念ながら良性の腫瘍以外では予後不良です。

アレルギー

アレルギーは、免疫による一種の生体反応ですが、感染の防御とは反対の現象です。

抗原になるものとしては、花粉、ホコリ、ダニ、食餌によるものなどがあり、その子によってアレルギーの対象になるものや症状は違います。

症状は、鼻水・鼻づまりや結膜炎、蕁麻疹などの皮膚の発赤、気管支喘息などがあげられます。目に見える場所だけでなく、食物アレルギーでは腸が炎症を起こし下痢をすることもあります。

歯周病によるもの

犬の歯は乳歯で28本、永久歯で48本生えています。チワワは顎が小さいため、歯が少なかったり数が正常でも顎のスペースに収まりきらず歯並びが悪くなることがあります。

噛み合わせが悪くなると歯石がつきやすくなり、歯周病を起こします。3歳以上の成犬において約8割が歯周病にかかっているとされており、強い口臭や臭いの強いよだれが出ることもあります。

犬と人では唾液の成分が異なり、人が虫歯になりやすいのに対して、犬では虫歯になりにくい代わりに歯石がつきやすくなっており、歯垢は約4日で歯石になってしまいます。

歯垢が歯石になってしまうと歯磨きで取ることはできなくなります。さらに放置すると徐々に歯茎の中にも入り込んでいき、顎の骨にまで到達し骨を溶かします。

そこで溜まった膿が皮膚を突き破り、眼下や鼻などに抜けて排膿することもあります(根尖膿瘍といいます)。口腔内と鼻腔が貫通すると、くしゃみや鼻水、鼻出血を起こします。口周辺から膿のような臭いがしたら要注意です。

歯石は一度付くと歯みがきでは取れないので、日頃から歯みがきをし、歯石をつくらないようにしましょう。ひどい場合には動物病院で全身麻酔をした上で歯石を取ったり、抜歯をすることになります。

チワワの鼻づまりの対策とは?

鼻づまりの原因が生理的なものである場合は、小まめに掃除し住環境中のチリやホコリを減らしたり、鼻の粘膜を刺激する物質にさらされない環境を整えてあげましょう。

感染症で起こる鼻づまりを予防するには、定期的に予防接種を受けることが大切になります。ジステンパーや犬伝染性気管・気管支炎はワクチンでの予防が可能です。

予防接種の出来ないウイルスや細菌に関しては日常から発症しないようストレスを避け、感染にさらされる場所に行くことは極力避けましょう。

チワワの鼻水の対処法とは?

鼻水が出る様子がみられた場合は、以下のように対処しましょう。

十分な水分補給

鼻水がずっと続いたり、くしゃみをたくさんすると、身体の中から水分が失われます。脱水症状を起こさないように、新鮮な水を十分補給する必要があります。

その子によってお気に入りの水飲みの器があったり、好みの水温があるので、様子を観察しながらたくさん飲みたくなるように工夫しましょう。

環境の空気をきれいにする

室内であれば、煙草を控えたりきついにおいの香水を避け、換気を心がけるようにします。お散歩コースで工事をしていたり、ペンキの塗り替えなどをしている場合は、化学臭のする場所から離れた場所を散歩しましょう。

感染症が疑われる場合には

量が過剰に出たり、くしゃみや咳を伴ったり、白みがかった黄緑色の鼻水が出たりする場合には感染症が疑われます。

もしこれらの症状が現れた場合には、早期の治療が最も大切になるので、早めに動物病院を受診しましょう。

鼻水・飛沫物の片付け方

鼻水やくしゃみで飛び散った飛沫物の中には、たくさんの病原体がふくまれている場合があります。他にペットを飼育している場合は、他の子が病原体を舐めたり接触しないように十分に気をつけましょう。

鼻水や飛沫物は、ティッシュペーパーやコットンなどで拭き取り、触れないように袋に入れて捨てるようにします。必要に応じてアルコールなどで除菌するとなお良いでしょう。

チワワのくしゃみや鼻水が止まらない!原因と予防・対処法は?

2019年2月22日

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