トイプードルに与えるロイヤルカナンの適正量とは?食べない原因は?

トイプードルに与えるロイヤルカナンの適正量とは?食べない原因は?

巻き毛が特徴のトイプードルは跳ねることが大好きな犬種のため、毛先まで栄養が届かなかったり足を痛めたりしますが、ロイヤルカナンの専用フードを適正量与えると健康を保てるでしょう。今回はフードを食べない原因も含めて、特徴や評判等をご紹介します。

ロイヤルカナンのトイプードル専用フードの特徴とは?安全性は?

プレミアムドッグフードとして有名なロイヤルカナンは、トイプードル専用のフードを扱っており、「子犬用」「成犬用」「中・高齢犬用」「成犬~高齢犬用(ウェット)」の4種類から飼い犬の年齢に合わせてフードを選べます

その4種類のフードの中から今回は「成犬用」を例に取り、ロイヤルカナンのトイプードル専用フードの特徴や安全性についてご紹介します。

それではまず、ロイヤルカナンのトイプードル専用フードの特徴を知るため、原材料と成分表をご覧下さい。

原材料

原材料
とうもろこし、家禽*ミート、植物性分離タンパク**、動物性脂肪、米、とうもろこし粉、コーングルテン、加水分解動物性タンパク、ビートパルプ、大豆油、魚油、酵母、植物性繊維、フラクトオリゴ糖、ルリチシャ油、緑茶・ブドウ抽出物(ポリフェノール源)、加水分解甲殻類(グルコサミン源)、マリーゴールド抽出物(ルテイン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)、アミノ酸類(L-リジン、DL-メチオニン、タウリン、L-シスチン、L-チロシン、L-カルニチン)、ポリリン酸ナトリウム、ゼオライト、ミネラル類(K、Cl、Ca、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、イノシトール、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)
*鶏、七面鳥
**超高消化性タンパク

成分表

成分表
たんぱく質…28.0 %以上、脂質…17.0 %以上、粗繊維…3.0 %以下、灰分…5.8 %以下、水分…10.5 %以下、食物繊維…8.0 %、ビタミンA…31,000 IU/kg、ビタミンD3…800 IU/kg、ビタミンE…600 mg/kg、カロリー含有量(代謝エネルギー)…407 kcal/100g

ロイヤルカナンのトイプードル専用フードの特徴とは?

原材料と成分表を一見しただけではフードの特徴は理解しにくいので、主な特徴を良い点とイマイチな点に分けてご紹介します。

良い点1.着色料を使用していない

ドッグフードは着色料が使われているものが多い中、ロイヤルカナンのフードは着色料を一切使用していません。そのため、粒の色にバラつきがありますがフードとして問題はありません。

むしろ粒の色が統一されているドッグフードの方が、余計な添加物を摂取することとなるため不健康です。

良い点2.たんぱく質が豊富

このフードは全体の28%以上がたんぱく質で構成されています。トイプードル特有の巻き毛は伸び続けるため、毛先まで十分なたんぱく質を必要とします。そのため、多くのたんぱく質が含有されているドッグフードは良いです。

ちなみに、たんぱく質が30%以上のドッグフードは牧羊犬や狩猟犬として現役で活躍しているアクティブな犬に適しています。そのため、室内で愛玩犬として飼育している小型犬には若干たんぱく質の量が多いので注意して下さい。

良い点3.体内で生成できないEPA・DHAを含有

このフードには、健康な皮膚を維持するために必要なオメガ3系不飽和脂肪酸(EPA・DHA)が配合されています。これらの栄養素は体内では生成できないため、必ず食事から摂取しなければなりません。

イマイチな点1.主原料がとうもろこし

ロイヤルカナンのトイプードル専用フードの主原料はとうもろこしです。とうもろこしは犬がアレルギーを引き起こしやすい食材であり、近年販売されているプレミアムドッグフードでは殆ど使われていません。

また、とうもろこしの他に「とうもろこし粉」「コーングルテン」等が配合されており、穀物がかなりの割合を占めています。

トイプードルを含め犬は雑食のため、穀物を食べても問題はありません。しかし、毎日繰り返し食べることで消化不良を起したり、アレルギーを発症したりするリスクが高まります。

そのため、メーカーのコールセンターに前述の旨を伝えたところ、「消化しやすい様にとうもろこしには処理を施しているため問題は無い」とのことでした。

その一方で、動物病院で穀物アレルギーと診断された場合は、このフードからグルテンフリーのドッグフードに切り替える様に指示を出されます。

以上の通り、とうもろこしを使用したドッグフードは賛否両論あるため、他のメーカーのドッグフードとローテーションをして与えることを検討しても良いでしょう。

イマイチな点2.栄養素はサプリメントによる添加がメイン

ドッグフードは食材から得た栄養素で栄養バランスを図っているものと、サプリメント等の人の手によって生成された栄養素の力を借りて栄養バランスを調整しているものがあり、このドッグフードは後者に当たります。

栄養素を添加すること自体は悪いことではありませんが、天然の食材から得た栄養の方が体への負担が少なく、吸収もされやすいので、総合栄養食といえども飼い主さんの適格な判断が必要となるところです。

イマイチな点3.砂糖の搾りカスであるビートパルプを使用

このフードでは、砂糖を精製する原料であるサトウダイコン(別名:甜菜(てんさい))の搾りカス(ビートパルプ)が使用されています。ビートパルプは甘い香りと味がするため、使用すると犬の食いつきが良くなります。

しかしサトウダイコンは搾取される際、硫酸系の薬品を使用することがあり、薬品が残留しているケースも多いです。また、ビートパルプに含まれる食物繊維は元肉食動物である犬にとっては過剰摂取となるケースもあります。

その上、ビートパルプは必要以上に便を固める効果があるため、便秘をしやすくなります。飼い主は飼い犬のウンチをチェックして健康管理を行う必要があるため、飼い犬の病気のシグナルに気付きにくくなるでしょう。

以上が、ロイヤルカナンのトイプードル専用フードの特徴です。良い点があれば、悪い点もあるのは全てのドッグフードに共通することです。

ロイヤルカナンのトイプードル専用フードの安全性は?

前述にてロイヤルカナンのトイプードル専用フードの良点と欠点をご紹介しましたので、実際の安全性について気に掛かるところでしょう。

日本で販売されている総合栄養食のドッグフードはAAFCO等の栄養基準に沿って、犬に必要な栄養素がバランス良く配合されているため、栄養面については問題ありません。

また、環境省の省令により、使用量によって危険が伴う添加物についてはドッグフードへの含有量が定められており、最低限の安全性が保たれています。

但し、使用量や食べ合わせによっては危険が伴う添加物もあります。以下では、このドッグフードに含有されている注意すべき添加物について2種類ご紹介します。

注意すべき添加物1.BHA

BHAとはブチルヒドロキシアニソールの略称で、ドッグフード以外には食料品や化粧品にも使用されています。

ラットの実験により含有量によっては発がん性が確認されていることもあり、環境省ではBHA・BHT・エトキシキンを使用する場合は、3種類を合わせて1gあたり150μgと使用量を制限しています。

注意すべき添加物2.ソルビン酸カリウム

ソルビン酸カリウムは、単体で使用する場合は問題が確認されていない添加物です。しかし、亜硝酸ナトリウムと同時に摂取すると発がん性物質が生成されることが確認されています。

そのため、このフードとおやつやウェットフード等を組み合わせて与える場合は注意が必要です。

ロイヤルカナンのトイプードル専用フードの安全性や評判は?

前述の通り、ロイヤルカナンのトイプードル専用フードは安全性について疑問視せざるを得ない点もあります。しかしトイプードルの特徴を理解した上で製造されたフードのため、トイプードルにとって良質な点が多々あります。

以下では、このドッグフードの安全性をユーザーの評判等を基にご紹介します。

ロイヤルカナンのトイプードル専用フードの評判は?

日本に入荷されるロイヤルカナンの原産国はフランスの工場から韓国の新しい工場へ移行したことにより、原材料の一部変更はもちろん、ユーザーの評判も賛否両論となりました。

そこでこのフードの評判を「良い」「普通」「悪い」の3段階に分けてご紹介します。

良い評判

  • 軟便が改善した。
  • 毛艶が良くなった。
  • 毛並みも元気も良い。
  • 手術をして病院で勧められたので食べさせたところ、回復が早かった。
  • うちのトイプーは封を開けた時のニオイが好きなのか大喜びで食べてくれた。
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普通の評判

  • 問題なく食べた。
  • 口コミにある毛並みなどの変化は分からないので、他のドッグフードと比べてみる。

悪い評判

  • 臭いが強い。
  • 食べてくれない。
  • 粒がべとべとしていた。
  • 小型犬にはちょっと粒が大きめと感じた。
  • BHAが入っているので与えるのを止めた。

口コミによる評判を集めたところ、「喜んで食べた」「食べムラがある」「食べてくれない」等、食いつきに関する評判や意見が非常に多くありました。

ドライフードは好き嫌いが顕著に現れるので、おやつやウェットフード等の嗜好性が高いフードを頻繁に食べている子は食べなかったり、フードを粗末に扱ったりする様子が見られたとのことです。

トイプードルに与えるロイヤルカナンの適正量とは?高齢犬や子犬は?

前述でご紹介した通り、ロイヤルカナンのトイプードル専用フードは「子犬用」「成犬用」「中・高齢犬用」があり、それぞれの年齢に適したフードを取り揃えています。

また、ドライフードは目分量で与える飼い主さんも多いのですが、拒食や暴食を防ぐため、食事は飼い主さんが正しく計量した適正量を与えましょう。

以下では「子犬」「成犬」「中・高齢犬」の世代別にトイプードルに与えるロイヤルカナンの適正量をご紹介しているので、参考にしてください。

子犬の場合

  • 2ヶ月齢:64g
  • 3ヶ月齢:72g
  • 4~5ヶ月齢:75g
  • 6ヶ月齢:68g
  • 7ヶ月齢:61g
  • 8~9ヶ月齢:54g
  • 10ヶ月齢:53g

適正量を見て分かる通り、生後4~5ヶ月をピークに1日あたりの適正量が減少しています。これはトイプードルの成長がこの時期を境になだらかになるためです。

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成犬の場合

運動しない犬の場合

  • 2kg:39g
  • 4kg:66g
  • 6kg:89g

運動する犬の場合

  • 2kg:45g
  • 4kg:76g
  • 6kg:104g

ロイヤルカナンでは、生後11ヶ月齢から成犬用のドッグフードを適用しています。また、トイプードルの平均体重は3~4kgとされていますが、実際に5kgを超えている体格の良い子も多くいるので、今回は6kgまでご紹介しています。

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中・高齢犬の場合

運動しない犬の場合

  • 2kg:39g
  • 4kg:66g
  • 6kg:89g

運動する犬の場合

  • 2kg:45g
  • 4kg:76g
  • 6kg:104g

このドッグフードは運動量が減り、代謝が落ち、体重が増加しやすい中・高齢犬でも食事量は成犬の時と変わりません。これはフード自体の栄養素やカロリーが少ないためです。

このことについては「少ない量で充分な栄養素を確保するべき」と訴える人と、「たくさん食べて満足感を与えてあげたい」という人の賛否両論あります。

年齢と共に消化能力が衰えるので、少ない量で必要な栄養を摂取する方が効率的ですが、満腹感を得られないと狂暴化したりイタズラをしたりする子もいるので、その子に合った給餌方法を飼い主さんが選択することが最適です。

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トイプードルがロイヤルカナンを食べない原因と対処法とは?

トイプードルがロイヤルカナンを食べないのは、動物性たんぱく質が不足しているためと考えられます。犬は肉食動物から雑食動物へと変化したため、たんぱく質は豆等の植物より鶏等の肉から摂取することを好みます。

そのため、同シリーズのウェットや鶏ささみ等をトッピングして与えると食べてくれることが多いです。

但し、トイプードルはグルメな子が多く非常に賢い犬種なので、フードを食べなければ美味しい物を貰えると学習すると更に食べなくなります。そのため、トッピングは2~3日に1回のペースで与えることをおすすめします。

ロイヤルカナンを食べないトイプードルにおすすめのペットフードは?

ロイヤルカナンを食べないトイプードルには動物性たんぱく質が豊富に含まれているドッグフードがおすすめです。以下では、実際にトイプードルが食べてくれているドッグフードを3種類ご紹介します。

1.Origin(オリジン)

オリジンドッグフードはカナダ産のプレミアムドッグフードです。地元の食材を使用しており、品質は人間の食品と同レベルなので安心して与えることができます。

また多くのペットショップや通販サイトで取り扱いをしているため、入手も簡単です。

筆者の飼い犬はトイプードルではありませんが、とてもグルメでドライフードに対して好き嫌いがはっきりとしています。そんな子でもトッピングをせずに完食してくれるドッグフードです。

2.カナガン

カナガンはイギリスのプレミアムドッグフードです。自社工場から直送でご自宅に届くため、いつでも新鮮な状態のドッグフードを飼い犬に与えたい飼い主さんにおすすめです。

また、無添加にこだわった良質な素材のみを使用しているため、非常に安全性も高いです。

但し、自社の通販サイトのみで販売しているため、ネット通販で購入する場合は少しお得に購入したいと考えている人からの評判はイマイチです。

3.プッチーヌ

このフードは、日清製粉グループの日清ペットフードが提供する半生タイプのドッグフードです。動物性たんぱく質が豊富に含まれている上、嗜好性が高いので非常に食い付きが良いです。

しかし半生タイプはドライフードに比べて塩分が多く含有されているため、腎臓に負担が掛かります。そのため、このフードは誕生日やイベント等の特別な日に与えることをおすすめします。

トイプードル専用のドッグフードは多々ありますが、トイプードルだからといって必ずしも専用のドッグフードを与えなければいけない訳ではありません。

「犬は一生同じドッグフードを食べるべき」との見解を示す専門家もいれば、「ドッグフードは複数の種類をローテーションして食べさせるべき」と案内するドッグフードメーカーもあります。

犬がドッグフードを食べないのは「美味しくない」という理由だけでなく、他にも理由がある筈なので、犬をよく観察して飼い犬に合ったフードを探してあげて下さい。


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