チワワにバナナを与えても大丈夫?適切な量や皮の誤飲の危険性は?

栄養価が高いバナナは人の健康に役立ってきました。しかし、過剰な摂取は腎臓に悪影響を与える事でも知られています。今回はチワワがバナナを摂取しても大丈夫なのか?摂取量や皮を誤飲してしまった場合の危険性を説明します。

チワワにバナナを与えて大丈夫?

栄養価が高いバナナは、人だけではなく犬にとっても効果的なため、摂取する事でチワワの身体に良い影響を与えます。

しかし、適量にしなければ、過剰なミネラルが腎臓に負担をかけてしまうのは人も犬も一緒です。

特に体格の小さいチワワの場合、摂取量が少なくても身体に影響を与えてしまうので、与える量に気を付けなければ身体に悪影響を与えてしまいます。

バナナの栄養とは?

栄養価が高いバナナは様々な成分を持つ果物です。まずはこれらの栄養がチワワの身体にどのような効果を与えるのかを説明します。

カリウム

バナナに多く含まれているカリウムは利尿作用と身体の老廃物を排出させる効果があります。それによって血中ナトリウム濃度を下げ、血圧を下げて心筋の負担を軽減します。

しかし、過剰摂取した場合は「高カリウム血症」を発症させ、不整脈や麻痺などの症状が表れて命に関わります。

カリウムの1日の摂取量は体重1kgあたり136mgですが、バナナだけではなくフードにもカリウムが含まれているため、カリウムの過剰摂取には注意が必要です。

ビタミンB6

ビタミンB6はバナナに多く含まれている成分で、体内のアミノ酸が体内で利用されやすくするように働く補酵素としての役割を持ちます。

アミノ酸は犬の身体を丈夫に作るために必要不可欠な成分で、ビタミンB6はタンパク質の摂取量に合わせて増やさなければなりません。

ビタミンC

免疫力や抗酸化作用があるビタミンCは、病気の予防やコラーゲンの生成を促す効果があります。

コラーゲンは皮膚や関節の保護をすることによって、老化の進行を遅らせる役割を持ち、活性酵素による身体への害を防ぎます。

ビタミンE

ビタミンEは強い抗酸化作用を持つ成分で癌の抑制、腎臓病の予防、肌や被毛の艶などを維持するために必要です。

ビタミンEは活性酵素から身体を守ると機能を失いますが、ビタミンCによって修復をする事が出来ます。

マグネシウム

体内で吸収された糖質やタンパク質の代謝を助けるマグネシウムは、細胞内液や骨の構成に必要不可欠な栄養です。

過剰摂取によってマグネシウム、リン、カルシウムのバランスが崩れるとストルバイト結石を作り出す危険性があります。

マグネシウムの摂取量は体重1kgあたり8.8mgです。

食物繊維

整腸作用がある食物繊維は便秘の改善をするため、消化不良時や老犬には効果的な成分です。

便秘によって腸内環境が悪化すると、腸内から有害な物質を吸収してしまい健康に害を与えるため、摂取には気を配らなければなりません。

チワワへのバナナの与え方とは?適切な量は?

バナナは様々な栄養があり積極的に与えたい果物ですが、適切な量を守らなければいけません。

また、油分や砂糖を多く使用している加工品も出回っているため、店頭で売っている物をそのまま与えてしまうと健康に害を与える事もあります。

ここで、バナナをどのようにしてチワワに与えるか説明します。

生のまま与える

バナナは加工しなくても十分な甘みと栄養があり、多くのチワワは好んで食べます。

皮を剥いてから簡単に与える事が出来るので、多くの飼い主が生のバナナをチワワに与えています。

注意する点は飲み込みやすいようにカットしなければ、飲み込めずに喉で詰まってしまう場合があるので、薄くスライスしてから与えてください。

バナナジュース

固形のバナナが食べ辛かったり、飲み込む力が弱い子犬や老犬にはミキサーでジュースにする方法がオススメです。

バナナと一緒にヨーグルトを加えると繊維質と乳酸菌が腸内環境を改善してくれるので、便秘に対して良い効果があります。

バナナはチワワの体格に対して多くの糖分が含まれているので、ヨーグルトを加える場合は砂糖が入っていない物を使用してください。

自作のバナナケーキ

愛犬の誕生日や祝い事に自作のバナナケーキはいかがでしょうか?

飼い主が愛犬のために作ったバナナケーキのレシピがインターネット上に掲載されています。もちろん、喜ぶだけではなく健康に配慮されていて安心して与える事が出来ます。

適切な摂取量は?

チワワの健康に役立つバナナは1日の摂取量を守らなければ、腎臓に負担をかけます。カリウムだけではなく、糖質にも注意が必要でバナナを与えた際はフードの量を配慮しなければ、肥満になってしまいます。

バナナの1日の摂取量は3kgのチワワであれば、15gまでです。

チワワにバナナを与える際の注意点とは?皮やアレルギーは?

適量を摂取することによってチワワの健康に役立つバナナですが、加工されたバナナには添加物が含まれていて身体に悪影響を与えます。

また、身体の小さいチワワは飲み込みやすいようにカットして与えなければ、喉や胃腸で詰まってしまい危険です。

まずはバナナを与える際の注意点と皮やアレルギーに関して説明します。

バナナのアレルギーとは?

バナナはチワワに与えても問題が無い果物ですが、稀にアレルギー反応を引き起こす個体もいます。

アレルギーの症状として、下痢や嘔吐、湿疹や痒みといった症状が表れます。

バナナの他にもキウイ、リンゴ、桃、イチゴなどの果物にもアレルギー反応が起こる事もあり、原因の特定と糖分の過剰摂取の防止の為にミックスジュースを与えるのは避けてください。

バナナの皮の誤食には注意

バナナの皮は固く消化が出来ないため、チワワには絶対に食べさせてはいけません。

誤食してしまった場合、喉に詰まって窒息してしまったり消化されずに胃腸で残ってしまい、便秘や体調不良の原因になります。

バナナの甘みに依存している個体の場合、ゴミ箱にある皮を漁って誤食してしまう事もあります。

誤食を防ぐためにも皮をチワワの手の届かない場所に捨ててください。

与えてはいけない加工品とは?

バナナは多くの加工品が流通していて身近に感じられる果物ですが、調味料や油分の使用によって身体に悪影響を及ぼす物もあります。

ここでバナナの加工品の中でもチワワが食べてはいけない物について解説します。

市販のバナナチップス

市販のバナナチップスには多くの油や砂糖などの調味料が使われているため、肥満につながります。

加熱したバナナには問題は無いので、与える際は油や調味料を加えていない焼いたバナナチップスを与えてください。

チョコバナナ

バナナを包むチョコには犬の健康に悪影響を及ぼす「テオブロミン」が含まれていて、少量でも中毒症状が表れてしまいます。

チョコの原料であるカカオにテオブロミンが含まれていて、ココアパウダーやシロップなどの誤食にも注意しなければなりません。

乾燥バナナ

ドライフルーツは果物を乾燥して作ったもので、水分を加えると質量が増えて胃の中で膨張します。身体の小さいチワワは乾燥した状態で胃の中に入ると胃や腸を塞いでしまいます。

また、乾燥バナナは砂糖を加えている事もあり、チワワに与えるのは不向きです。

チワワがバナナの皮を食べてしまったら?病気の危険性は?

知らないうちにチワワが皮を食べてしまった場合、すぐに病院に連れて行きましょう。

飲み込んだのが小さな皮で喉に詰まらず窒息は免れても、消化されずに胃腸で残ってしまい体調不良の原因になります。

そこでバナナの皮を食べてしまった時の対処法や病気の危険性について説明します。

胃や腸に詰まってしまった時の症状

固く消化に悪いバナナの皮は胃腸で残留してしまい腸閉塞になります。腸が塞がることによって腹部の不快感、下痢、便秘、食欲低下、脱水症状などの症状が起こります。

特に子犬や老犬は消化機能が弱く、腸に詰まりやすいので危険な症状が表れる前に病院で検査を受けなければなりません。

腸閉塞は早期の治療を行う事で順調に回復しますが、処置が遅れてしまった場合は腸が壊死してしまい、消化機能に後遺症が残ってしまいます。

腸閉塞の手術は安全性が高いものですが、手術にかかる費用は70,000〜150,000円で入院すると更に高額になるため、皮の誤食には十分な注意が必要です。

万が一に備えてペット保険に加入しましょう。

使われている農薬の影響とは?

バナナは市場で流通している輸入品が多く、品質を長く維持するために農薬や殺虫剤などが使用されている事があります。

現在では食品衛生法によって「バナナの残留農薬検査」が義務化されたため、農薬が基準値を超えるバナナは無くなりましたが、シアン化水素による燻蒸処理によって殺虫したバナナも多くあります。

シアン化水素は別名「青酸ガス」で揮発性が高く問題が無いとされていますが、燻蒸処理したバナナを避けて購入している消費者も数多くいます。

果肉には含まれておらず、消費者の健康被害は無いものの腸閉塞の危険性も兼ねて皮の誤食には注意しなければなりません。

腎臓病や膵炎のチワワにバナナをあげるとどうなる?

バナナに多く含まれるカリウムは過剰摂取によって、腎臓に負担をかける事で知られています。カリウムの量を気にすればバナナを気にせず与えられるというのは間違いです。

ここでは腎臓病や膵炎のチワワにバナナをあげるとどうなるかを解説します。

腎臓病のチワワにバナナを与えるとどうなるか?

犬の高カリウム血症は体外にカリウムを排出する機能が低下する事により起こる病気で、老化によって腎臓の働きが弱まる事で発症しますが、カリウムの過剰摂取によって発症する事もあります。

カリウムは体内のナトリウム濃度を調整して老廃物を体外に排出しますが、腎機能に問題があるとカリウムが体外に排出されずに体内に残ってしまいます。

高カリウム血症の症状は四肢の麻痺、吐き気、不整脈などの症状で最悪の場合、命に関わってしまいます。

損傷した腎臓は再生出来ないため、チワワにはバナナを与えずにカリウム、リン、ナトリウムを控えた食事を与えて進行を遅らせましょう。

膵炎のチワワにバナナを与えるとどうなるか?

膵臓は十二指腸に膵液を送り、腸液と混ざる事で強い消化液を作り出す臓器です。膵液は強い消化作用があり、膵臓を溶かしてしまうほど強力なものです。

膵炎になると下痢や嘔吐などの胃腸炎に似た症状が表れますが、重症になると激痛によるショック症状や脱水症状が起こり多臓器不全の原因を作り出します。

膵炎のチワワにバナナを与えてしまうと、バナナの高い栄養価によって膵臓が働いてしまい悪化を招く事になります。

肥満が原因で発症しやすくなる他に、バナナの過剰摂取は膵炎を作り出す原因にもなります。

ストルバイト結石の可能性

バナナに含まれているマグネシウムは、骨の形成や心臓の機能の維持に不可欠な栄養素ですが、リンやカルシウムのバランスが崩れるとストルバイト結石を作り出します。

尿管が結石で詰まってしまうと、老廃物が尿と一緒に体外へ排出出来なくなり、尿毒症や腎臓病などの命に関わる病気を併発させます。

ストルバイト結石は再発しやすい病気なので、完治した後もバナナは与えないでください。

チワワにあげるバナナのおすすめレシピをご紹介!

流通しているバナナの加工品は人の口に合うように添加物を多く使用していて、チワワに与えるには向いていませんが、自作で安全に食べてもらうように加工する事ができます。

バナナに含まれている甘みや栄養はチワワに食欲を与えて健康に役立ちます。そこでチワワにあげるバナナのおすすめレシピを紹介します!

自作のバナナケーキ

誕生日や祝い事にバナナのケーキをあげるのはいかがでしょうか?
飼い主さんも食べられるバナナの甘みを使った美味しい作り方を紹介します!

1、まずオーブンを180度に合わせて予熱します。

2、熟れたバナナ1本と卵1個をボールの中に入れて、泡立て器で潰しながら混ぜます。

3、2が混ざったらサラダ油40cc(亜麻仁油、オリーブオイルは不可)を入れて混ぜます。

4、サラダ油が混ざったらベーキングパウダーを入れて更に混ぜた後、大さじ1〜2杯の無脂肪ヨーグルトを加えて混ぜます。

5、小さいケーキの型に入れてオーブンで20〜25分焼き上げます。

6、焼きあがったらケーキを冷まして完成です!

食べ過ぎは太るので1日に1食までにして残りは冷蔵庫に保管しましょう。

焼きあがってからすぐにあげると火傷してしまうので必ず冷ましてからも忘れずに!

整腸作用に良いバナナジュース

固形のバナナをあげると丸呑みして喉に詰まる事が心配されますが、バナナジュースにすれば飲みやすくて整腸作用も期待できます!

そこで作り方も簡単で飼い主さんも食べられるバナナジュースを紹介します!

1、皮を剥いてちぎったバナナと無脂肪のヨーグルト200gをミキサーの中に入れて混ぜたらすぐに完成です!

ヨーグルトは脂肪分が高いので、無脂肪がおすすめです。乳糖不耐症も考慮に入れて、牛乳は使わずにヤギのミルクを代用する事も出来ます。

出来上がったバナナジュースは全部与えると過剰摂取になってしまうので、1/3ほど与えて残りは飼い主さんが頂いてください!

ヨーグルトはチワワの下痢、便秘に効く?子犬はどう?

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2019年1月13日

自作のバナナチップス

市販のバナナチップスは砂糖や油分が多く含まれていて肥満になってしまいますが、水分を飛ばして加熱して与える方法もあります。

簡単で安全なバナナチップスをおやつにするためのレシピを紹介します。

1、オーブンを180度に予熱しておきます。

2、バナナ1本の皮を剥いて、厚さ3mm程の薄切りにしてオーブンシートに乗せます。

3、オーブンで25分程かけて焼いて、水分を飛ばします。

4、焼きあがったバナナをオーブンから出して冷まします。

5、冷まし終わったら完成です!

バナナチップスは1日に3枚までにして、次の日に保管するか飼い主さんが頂くようにしましょう。

チワワのバナナレシピを作る際の注意点とは?油分や糖質は?

チワワが喜ぶバナナのレシピを紹介しましたが、与える量の他に注意しなければいけない調味料があります。

せっかくの自作のレシピが間違った調味料を入れる事で、台無しになってしまいます。

ここではバナナレシピを作る際の注意点や油分や糖質について説明します。

肥満には注意しなければいけない油分や糖質

糖分や油分はカロリーが多く肥満につながりやすいのが特徴ですが、バナナ自体にチワワに多くの栄養やカロリーが含まれているので、油の過剰な使用や食べやすいように砂糖を加えるのは避けてください。

小麦粉や果物などの食材のアレルギーや、無脂肪ではないヨーグルトの糖分の摂取、バナナジュースを牛乳で作る事で乳糖不耐症などにも注意が必要です。

味付けには要注意

味付けには砂糖の他に塩分も加える事もありますが、フードの塩分含有量を考慮して調味料として使用するのは避けてください。

塩分の過剰摂取によって高血圧や腎臓病などの原因を作り、健康を損なってしまいます。また、おやつの与えすぎは主食のフードを食べない原因やバナナに依存してしまう事にもなります。

バナナが嫌いなチワワにオススメの果物は?

甘みのあるバナナは好んで食べるチワワも多くいますが、中にはバナナの味が嫌いな個体もいます。

フードだけでは味気がなくて、何かおやつになる食べ物を与えたいと思う飼い主もいるかもしれません。

そこでチワワが食べられるおすすめの果物を3つ紹介します。

リンゴ

リンゴには、ビタミン、カリウム、ペクチンなどのチワワの健康に役立つ栄養が多く含まれています。

整腸作用があるペクチンは悪玉菌を抑制して、免疫力の強化や便秘の解消など健康効果も期待できます。甘みは嗜好性が高いので食べ過ぎには注意してください。

与える方法は生の状態で小さくカットしたり、すり下ろしにして与えましょう。

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2019年1月22日

スイカ

夏が旬のスイカは全体の90%が水分で、熱中症対策にはピッタリです。

ビタミン、カリウム、シトルリン、リコピンなど栄養豊富で甘みのあるスイカはチワワも好きになる果物です。

スイカを食べすぎてしまうと、カリウムの過剰摂取や、皮の誤食、下痢の原因にもなるので、薄くスライスした物を与えてましょう。1日の摂取量は体重が3kgのチワワであれば396mgです。

みかん

みかんにはビタミンC、クエン酸、カリウムなどの栄養が揃っています。

冬になると水を飲む事が少なくなりますが、みかんを食べる事で水分補給できるのも魅力です。

糖度が高いみかんは肥満になりやすくなる事と、皮は消化しにくいため誤食には注意しなければなりません。

チワワにみかんは大丈夫?皮はどう?

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2019年2月2日

バナナは適量なら健康に良い!

身体に良い影響を与えてくれるバナナは自作のレシピも簡単です。

しかし食べ過ぎは身体に悪影響を及ぼす事は忘れてはいけません。

また、おやつの与えすぎは依存によって主食を食べない事にもつながります。

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2019年1月10日
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